「カバチタレ」で一世を風靡した行政書士資格ですが、あの漫画・ドラマのような行動を行うと弁護士法72条に違反して逮捕される可能性が高いですね。
「大阪離婚相談所」というHPを運営していた行政書士が大阪弁護士会より警告を受けていたようです。
【「大阪離婚相談所」というホームページ(HP)で離婚相談を受け付け、有償で法律業務をしていたとして、大阪弁護士会は、HPを運営する大阪府内の男性行政書士(44)に1日付で警告書を送った。行政書士はHPを閉鎖し、謝罪したという。
「大阪離婚相談所」というHPを運営していた行政書士が大阪弁護士会より警告を受けていたようです。
【「大阪離婚相談所」というホームページ(HP)で離婚相談を受け付け、有償で法律業務をしていたとして、大阪弁護士会は、HPを運営する大阪府内の男性行政書士(44)に1日付で警告書を送った。行政書士はHPを閉鎖し、謝罪したという。
行政書士法は、行政への提出書類などを作成できると定め、相談業務はこの範囲に限られる。弁護士会は、今回の行為について、弁護士以外の者が報酬を得る目的で法律業務をすることを禁じた弁護士法に違反する疑いがあると判断した。
弁護士会によると、行政書士はHPで「協議離婚について、相談から離婚協議書作成まですべてサポート!」と呼びかけ、料金は「7万3500円〜」と記載。相談料は面談の場合が「1時間5250円」、メールなら「1往復2500円」としていた。
行政書士は取材に「協議書の作成に必要な範囲で相談に応じ、法律的な問題を含む場合は断るなど注意していた。ただ、あらゆる相談を受け付けると誤解される余地があり反省している」と話している。
(http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200910100021.html
より引用)】
行政書士は、離婚業務に関してはあくまで「離婚協議書」等の書類作成を前提とした相談業務しか出来ないという事ですね。
一応このブログも「名古屋の離婚相談所」というタイトルなので今回警告を受けたサイトと同じような名前ですが、まだ有料相談も受けていない情報サイトなのでセーフですね^^;
ただ、そうなると離婚カウンセラーなどのお仕事はどうなるんでしょうかね?
「心のケア」などをメインにされているなら問題ないですが、個別具体的な相談を受けていると・・・
なかなか難しい問題があるようです。