婚姻関係が事実上破綻し、離婚に向けて財産分与・慰謝料請求を考えている場合、相手方の財産保全の検討が必要な場合があります。

無い袖は振れないので、財産分与・慰謝料請求される前に、銀行口座から払い戻しを受け財産隠しをされる可能性があるのです。


しかしながら、「口座名義人(夫)の妻です。離婚協議中なのでこの銀行口座を凍結してください」といきなり銀行に頼んでも凍結はしてくれません。

預金契約は消費寄託契約(民法666条)により、銀行は預金者(口座名義人)に預り金を払い戻す義務があります。
これを拒否するのは、債務不履行つまりその義務を果たさない違法行為となるのです。

この問題をクリアするには、家庭裁判所にて保全処分の申し立てをする必要があります。
申し立てが認められれば裁判所から仮差押え命令が送達され、対象となる銀行口座の払い戻しを凍結する事ができます。

「財産隠しされそうだな・・」

そういう方は、先手をa1640_000081打ってまず財産の保全をする必要があるかもしれませんね。