「彼とは子供を認知してくれるという約束だったのに、認知する前に亡くなりました・・・」

不倫相手の子を産んでしまった場合、子供の養育費や今後の相続権の事を考えると、その子供の父親に認知をしてもらう必要があります。

父親が任意に認知をする場合は、役所に認知の届出をします。

認知の届出をすると、子の戸籍に父親の名前が記載され、父親の戸籍にその子供を認知した旨が記載されます。(つまり、父親が認知をした事を黙っていても、本妻などが戸籍を手に入れる事があると認知の事実はバレてしまいます)

しかし、その認知の届出をする前に父親が死亡してしまった時はどうするのか?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

法律的には「(強制)認知の訴え」という制度を用意しており、検察官を被告として家庭裁判所に提起することができます。(提訴権者は、子とその直系卑属(子の子)及びその法定代理人です。事実上、子の母が提訴する場合が多いでしょう)

(強制)認知の訴えは、まず調停の手続きに入り、調停で合意すると「審判」が下され、合意がされないと裁判手続きに入り「判決」が下されます。

注意する点としては、この「(強制)認知の訴え」の提訴期間(訴えができる期限)は、父親の死亡後3年以内という規定があるという事です。父親の死亡を「知ってから」3年間ではありません!!

父親の死亡している場合の「(強制)認知の訴え」は時間との闘いなのです。