「勢いで離婚して一人で子育てしてたけど最近経済状況が苦しい・・
 過去の養育費も請求できるの?」

離婚に関して慰謝料は3年、財産分与は2年の時効期間がありますが、養育費の請求に関しては時効はありません。

結論から言えば「過去の養育費は請求できる!」という事になります。

が、しかし請求される方も何の約束のなくイキナリ多額の養育費を支払う事は難しい場合が多いでしょう。

実際裁判所で認められるのは「養育費の請求をした時」から累積する「過去の養育費」までを限度としているのが通例になっています。

ですから子供のために養育費が必要だと考えている場合は、モジモジしないですぐに養育費請求をしましょう!(´∀`*)

養育費請求についての調停か、もっと簡単な方法だと内容証明郵便でまずは請求すれば「請求の事実」が残って後々有利になってきます。

(※扶養権利者の要扶養状態(経済的困窮)、扶養義務者の扶養可能状態(経済的余裕)を勘案して、よほど多額である事を除いて、過去分全て認める判例もあります)