名古屋の離婚相談所

名古屋の離婚相談所。難しい法律用語もわかりやすく解説し、離婚・不倫・養育費・子供の親権・慰謝料・財産分与・認知・離婚協議書・離婚調停・離婚裁判等々について書いていこうと思います。

離婚相談

浮気をしている方からの離婚

「妻とは離婚する。別れたら結婚してくれ」

よくテレビドラマなどで見聞きするセリフでありますが、実際浮気などをしている方からの離婚の申し出は認められるのでしょうか?

専門的には「有責配偶者(浮気をしている方)からの離婚請求」という事になりますが、これには有名な判例があります。

最高裁判所が認めた例によりますと、有責配偶者からの離婚請求を認めるためには「一定の条件」が示されており、以下の条件になります。

●別居の期間がある程度長期間に及んでいる事

●家計を支えているのが有責配偶者側だった時は、別居中も生活費の援助をしている事

●子供がいる場合は、経済的に自立をしている事

●離婚を請求された方が、今後とも経済的に困窮しない事

4つの条件が必要になります。

ちなみに昭和62年の最高裁判例では別居が約36年の長期にわたり、慰謝料も1500万円になっています。

裁判での有責配偶者からの離婚請求は非常にハードルが高いものになっていますので、最終的に離婚になるのは実際のところ協議離婚や調停離婚でのケースが多くなるでしょうね。




離婚したい一心でしてしまったサイン・・

離婚相談でも限りなく手遅れな場合があります。

一日でも早く離婚したくて、離婚の同意と引き換えに相手が出してきた離婚協議書によく考えずサインしてしまった、というような場合です。

多くの場合、そういった離婚協議書は一方に有利にできてきて、慰謝料や財産分与が請求できるようなケースでも「慰謝料・財産分与は放棄する」と書かれています。

脅迫などの行為があった場合は別ですが、「よく読んでいなかった・・」というだけではなかなかそのサインを覆す事はできません。

子供がいて「養育費を放棄する」という文言は、原則的には養育費は子供の健全な成長に必要なものなので覆す事もできますが、相手が同意しなければまた裁判所に申し立てるなどとても手間がかかってしまいます。

すぐにでも離婚したくても、何かにサインをする時はひと呼吸ついて、細心の注意が必要なのです。

夫の借金について

多重債務問題が社会問題として大きく取り上げられるようになって久しいですが、夫または妻の借金についての相談も大変多い部類です。

Q.「夫(又は妻)の借金を私も返済する必要があるのでしょうか?」
(※以下、夫が借金をして妻からの相談とします)

多重債務や浪費などといったものは、一般的に離婚原因になるとされており、離婚が成立したとしてもその借金を妻が返済する義務があるかが問題となります。

基本的には借金は個々人の法律行為になるので、夫の借金を妻が返済する義務はありません。返済義務があるとすれば、妻が夫の借金に関して(連帯)保証人になっている場合になるでしょう。また、日常家事債務と言って、日常生活に必要な費用(家賃・光熱費・食費・医療費等)に関しての債務は、夫婦が連帯して支払う義務があります。

「夫の借金は妻の借金だ!!」

と言われても、(連帯)保証人になっていなければ法的には支払う義務はありません。貸金業規正法に関する金融庁のガイドラインにも、支払い義務のない親族などに取り立て行為をする事を禁じていますので、同様の行為があった場合は内容証明郵便などを使って警告すると良いでしょう。

もし妻が夫の借金を支払った場合は、求償権(きゅうしょうけん)という権利が発生し、妻が債権者に支払った金額について、妻は夫に請求する事ができます。
ただ、元々借金まみれの人にお金を請求して回収するのは大変難しい作業になります。自己破産されれば回収不能です。求償権はあまりアテにしない方が賢明でしょうね。


離婚相談のきっかけ

元夫との養育費に関しての交渉はその弁護士に依頼したのですが、元夫は電話などにもなかなか出ず弁護士との交渉も難航・・・

その間の数ヶ月でも赤ちゃんを養育する為のお金はかかっています。

結局弁護士との直接交渉では埒があかず家庭裁判所へ養育費請求の調停を申立て、紆余曲折がありましたがなんとか養育費月3万円で調停が成立したようです。

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養育費の約束を「口約束」だけにして先に離婚届を出してしまったが為に、余計なお金と労力を使う事になり、そしてなによりものすごい精神的な負担を強いられる状況に陥っていました。

離婚届を出す前に、養育費等に関してちゃんと約束事を書面にして残しておけばこういった余計な費用や苦労を強いられる事はなかったはずです。

感情的になってとりあえず離婚届を先に出してしまった、という話もよく耳にしますが、出来ることなら事前に約束事を「離婚協議書」として書面に残しておくことがベストな選択である事は間違いないでしょう。

離婚相談のきっかけ

「口約束」ほど怖いものはありません。

「口約束でも契約は成立する」とは法律に詳しくない方でも知る人が多いと思いますが、実際のところ口約束では「言った言わない」の話になって、調停・裁判などで余計に時間もお金もかかる事になってしまいます。

前回の記事(離婚相談のきっかけ)の女性も養育費の合意を「口約束」でしてしまったが為に、その後大変な労力を強いられる破目になってしまいました。

離婚後元夫に養育費の支払いについて具体的に話そうとしても元夫は「そのうち払う!」と言ったきり支払いをせず。

元夫の親族に話しに行っても「払うように伝えときます」とは言うものの効果は無し。

乳飲み子を抱えながら途方に暮れてしまい、精神的にもかなり参っていたと思います。

その後周りのアドバイスで弁護士に相談に行って、元夫との代理交渉を依頼したのですが、それはそれで着手金で約20万円程度かかってしまったそうです。

3万円の養育費の為に20万円の弁護士報酬・・・高い代償になってしまいました。。

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