名古屋の離婚相談所

名古屋の離婚相談所。難しい法律用語もわかりやすく解説し、離婚・不倫・養育費・子供の親権・慰謝料・財産分与・認知・離婚協議書・離婚調停・離婚裁判等々について書いていこうと思います。

不倫の慰謝料請求

「妻と別れて結婚する」 慰謝料請求できる?

「妻とは別れる予定だ。離婚したら君との結婚を約束する」

不倫の恋ではこういった場面も少なくないでしょう。

しかしながらもしこの約束が破られてしまったら・・・男性側に慰謝料請求はできるのでしょうか?

原則的には、こういった場合慰謝料請求はまず認められません。

まず「不倫=不法行為」というのが大原則です。

相手が結婚していることを知っていて交際を続ける事は、正妻の権利を侵害していると評価されます。

裁判所がそういった不法行為者について慰謝料請求を認めるハズがありません。

が、男性側についての責任があまりにも過大の場合は、慰謝料請求が認められる事もあります。


(事例)

・「妻子とは別居中。協議離婚の合意ができている。子供が就職すれば離婚する」と男性が言った。

・その後、結婚の約束をして同棲関係となった。

・女性は二度妊娠したが、男性の要望で二度とも中絶した。

・同棲期間は5年9ヶ月。

・結局同棲生活を解消し、妻の元へ戻った。

この場合、不倫関係ではあったのですが、婚姻予約は公序良俗に反せず有効と判示され、その一方的解消として慰謝料請求が認められています。(大阪地裁昭和52年6月24日)


しかしながらこういった例は稀であり、不倫が発覚すると正妻から不倫している女性への慰謝料請求も考えられる為、慎重な対処が必要になってきます。

不倫相手の夫(妻)からの慰謝料請求

不倫相手の夫(又は妻)から慰謝料請求された場合、慰謝料の金額はどれくらいが相場なのでしょうか?

これは全くケースバイケースになります。

不倫に至るまでの経緯や期間、不倫によって夫婦関係が破綻したか、また不倫関係は続いているのか、相手方の年齢・資力、請求する側に落ち度は無いか、現在の夫婦関係の状況等総合的に考慮され判断されます。

判例では慰謝料の金額として100万円〜300万円程度が多いようですが、数十万円程度といったものもあります。


ただ、一度浮気されたとしても婚姻関係をそのまま継続したい場合は、やみくもに不倫相手側に慰謝料を請求していくのも考えものです。

婚姻関係がうまくいってない時にこういった請求をすると、さらに不倫関係の愛情が深まっていく事もあるでしょう。

まずは夫婦で話し合い、今後どうしていくのかをよく考えてから行動に移す方が賢明な選択と言えるでしょうね。



不倫相手の夫(妻)からの慰謝料請求

不倫していた女性の夫から慰謝料請求されました・・」

本人達は遊びのつもりでも、不倫された側にとっては大きな精神的苦痛を伴い、今後の夫婦生活への影響も考えられます。

たとえ女性の方からの誘惑であっても、既婚者である事を知っていた又は容易に知る事ができた場合は、不倫は不法行為として慰謝料請求の対象になります。

ただし、その既婚女性側の婚姻関係が破綻していた場合は、いくら戸籍上で婚姻継続中でも慰謝料が発生しない場合があります。

これを「破綻主義」と呼ぶ事もあります。

では何をして「破綻」とするかですが、外形上分りやすい「別居」というのが大きなポイントになるでしょう。別居までいった場合は、その後に不倫関係になっても不法行為とは認められない可能性が高いようです。

もちろん「家庭内別居」という言葉もあるように、同じ屋根の下で暮らしていても事実上別居状態であれば破綻と認定される可能性も少なくありません。



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